子宮頸癌の症状

子宮頸癌は予防も出来れば、早期発見による早期治療でほぼ完治する病気です。
その大きな理由の一つに、症状が表に出にくいという事が上げられるのではないかと思われます。
にも関わらず、何故子宮頸癌による死亡率が大幅に低下しないのでしょうか。
日本でも、最近は随分その事が煩く言われるようになり、予防のためのワクチンも認可されました。

子宮頸癌が治る癌なのにも関わらず死亡率が低くない癌であるというのは、やはり皆さん、こうした自覚症状に依存するところが大きいからに他ならないでしょう。
不正出血で異常を感じた場合、それはかなり病状が進行していると考えた方がいいでしょう。
後、やがては織物の量が増え、下腹部痛や腰痛も伴うようになりますが、これはかなり子宮頸癌が進行して来ているものと思われます。
ですから、いずれの場合も、早期発見による早期治療の目安となる自覚症状ではないという事です。
勿論、子宮頸癌はいきなり急激に進む事は少ないので、こうした自覚症状が出てからでも、決して手遅れという訳ではありませんよ。

子宮頸癌がある程度進行すると、初めて性交時に不正出血が見られるようになる事があります。
けれど、子宮頸癌についてのみ言えば、自覚症状がなかったから気が付かなかったというのは通らない病気なんですよね。