寂しい気持ちと孤独

子供夫婦と暮らしている高齢者の中には、家族といても孤独感を感じ、寂しいと思っている人が少なくありません。
毎日一緒にいて笑い合える人や、全ての人と関係を絶った時に、人は、寂しいという感情に支配されます。
迷子になると、孤独になって寂しい気持ちに襲われ、不安になって辛い感情に支配されます。
家に帰ったら誰もいなくて、家に入ってもシーンとした状態になると孤独感に苛まれ、寂しい気持ちでいっぱいになります。
そうした状態はまさに孤独で、寂しいと感じて、また、悲しい気持ちにもなってきて、どうしようもなくなります。
寂という字はとても深く、寂しいというのは、一人でいる孤独が苦痛でなければ、そうした感情は起こり得ません。
本当に孤独で寂しい経験をした人は辛いでしょうが、1人でも一緒に共感して笑える人がいれば随分違います。

寂しいというのは、孤独という感情と連動する傾向にあり、例えば、子供の頃、迷子になると孤独で不安になります。
ただ、寂しいには色々あって、本当の寂しさというのは、孤独ではなく、もっと強烈なものかもしれません。
よくよく考えると、寂しいというのは、自分が責任の取れない他人に対して、決め付けていうべきことではないのかもしれません。