思春期の月経不順

しかし、最近は成長とともに悪化して行く月経不順というのがあるそうですね。
しかも、医師のもとを訪れる十代後半の女性のうち、およそ半数近くが月経不順を通り越し、無月経の状態になっているというではありませんか。
通常初経を迎えて間もないうちは、卵巣の働きやホルモンバランスが不安定なため、月経不順になりやすいと言われています。

月経不順と言っても、体の成長とともに改善するもの、それが以前の思春期の月経不順でした。
更年期の場合は月経不順からやがて無月経になり、閉経を迎える訳ですが、思春期のうちに生理が無くなってしまうというのです。
そんな若い女性の月経不順、その原因の大半は無理なダイエット。
生理が月に2回以上来る頻発月経や2ヶ月に一度位しか来ない稀発月経などの典型的月経不順です。
しかし、こうした月経不順は閉経前の所謂更年期にも見られる症状で、大抵の原因は初経直後と同様、卵巣の働きやホルモンのバランスが定まらないために起こる症状です。
勿論、月経不順もなり始めなら、生活習慣や美的感覚の見直しによって改善する事が可能な場合もあるそうです。
今や思春期の月経不順には危機感を持たなければならない時代なのです。
そして、自分が月経不順であると思ったら、すぐに病院へ行きましょうね。