内臓型脂肪と皮下脂肪

つまり本来ならば運動量が十分に足りている状態にあるのであれば、内臓型脂肪は問題なく消費されて、体の中にこびりつくことはありません。
またこの内臓型脂肪の付くメカニズムと皮下脂肪が付くメカニズムも違っているのだそうで、性質が違うものだと考えたほうがよさそうです。

内臓型脂肪は基本的に内臓を衝撃から守る働きもあるのですが、正常に使われている場合は、筋肉などを動かすエネルギーになってくれているのです。
実は内臓型脂肪が体につくメカニズムに関係してくるのは男性ホルモンで、皮下脂肪が体につくメカニズムには女性ホルモンが関係しています。
これは内臓型脂肪が単なる悪玉なのではなく、先ほども書きましたように、燃焼しやすい脂肪、つまりエネルギーになるために使うためにあるからです。
そこで実は皮下脂肪を減らすよりも簡単に減らせる内臓型脂肪なのですから、減らすために運動をおすすめします。
なかなか運動だけでは皮下脂肪は減っていってくれないのですが、内臓型脂肪はかなり理想的に運動だけで落ちていくのです。
同じ2キロ体重を減らした場合、皮下脂肪が落ちていくよりも、内臓型脂肪が減っている状態のほうが健康には好ましいのです。
これはあくまでもたとえ話で、本当にダイエットを開始すると、最初に落ちていくのは、実は内臓型脂肪のほうからなのです。
内臓型脂肪についてのサイトやブログ、掲示板を使って情報を集め、もっと詳しく皮下脂肪の違いについて調べてみましょう。