グレープシードオイルは酸化しにくい油

グレープシードオイルは酸化しない油だとか、酸化しにくい油だとかとよく言われるじゃないですか。
確かに、リノール酸には悪玉コレステロールをやっつけたり、血糖値を下げる作用がありますからね。
その含有量の多さを考えると、サラダ油やオリーブオイル以上に早く酸化しそうな気がするのですが、この噂話は本当なのでしょうか。
でも、だからこそ、他の油類のように酸化しないのが不思議なのです。

グレープシードオイルと一口に言っても、当然ですが、ピンからキリまである訳です。
そこで、グレープシードオイルの成分表を改めて調べたところ、あららビックリ。
それにポリフェノールも結構含まれていて、そうか、これがグレープシードオイルが酸化しにくい油だとか、体にいい油だとかと言われる所以なんだと気が付きました。
特にビタミンEは日頃の食生活からは取り込みにくい栄養素ですが、血行を良くする作用を多分に含んでいます。
やっぱりグレープシードオイルだって、所詮はサラダ油なんかと同じ植物油。
でも、グレープシードオイルはその6割から7割がリノール酸なんですよね。
だって、確かに抗酸化作用の強いオレイン酸は2倍かも知れないけど、酸化作用のあるリノール酸も2倍含んでいる訳だから、うん、プラスマイナス0という事になってしまいます。
もし、それが本当なら、強い抗酸化作用を持っている訳ですから、グレープシードオイルはとても体にいい油だという事になります。
となると、油だから過剰摂取は気を付けないといけないにしても、日々の生活に取り入れてみる価値は十二分にあるのではないでしょうか。
そう思った私は、改めて健康関連のブログやサイトでグレープシードオイルについて調べてみたいと思ったのであります。