中国の鳥インフルエンザ問題

中国の東北部、遼寧省においては、鳥インフルエンザで鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。
また、その年だけで5回も家禽への鳥インフルエンザの感染が起こっていて、非常に危険な状態になりました。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が鳥インフルエンザが感染していて、2人が死亡しています。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽が鳥インフルエンザの免疫を持ったと発表しています。
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子が鳥インフルエンザに感染し、子供が死亡しています。
しかし、この鳥インフルエンザに関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
そうしたことから、中国では、鳥インフルエンザ感染地域周辺3キロの家禽3万1千羽〜250万羽を処分しました。

鳥インフルエンザは、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
300羽から2500羽が死んでいるので、鳥インフルエンザというのは、かなり危険性が高いと言えます。
父は子から鳥インフルエンザに感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。