適応障害による休職


適応障害は、環境や人間関係のストレスに耐えきれなくなって情緒不安定になる精神疾患です。
それに鬱病や不安障害などで仕事を休んでいる、あるいは休みがちだという人を加えれば、どれだけ多くの方が精神疾患で社会人として自立困難な状況にあるのでしょうか。
だったらいっその事、休職ではなく離職という形を取って、治療に専念するのも一つの手は手でしょう。
それに実際問題、休職は適応障害の一時的な回避手段に過ぎないという部分も否めません。
という事で、適応障害においては、休職ではなく、やはり離職が最良の解決策であるという事にもなって来てしまいます。
当然、その要因が職場や学校にある場合が圧倒的多数で、そうなれば、休職や休学はやむを得ないと考えていいでしょう。
勿論、その要因が職場にあるのであれば、その環境から遠ざかる事で症状の改善は望めるでしょう。
休職して取り敢えず治療に専念しても、復帰と同時に再発というのでは何の解決策にもなりません。
ただ、適応障害の治療は非常に時間が掛かりますからね、短期間の休職ではとてもじゃないけどというのが現実。
しかし、そういつまでも求職者扱いで在籍させておく訳にはいかないのが企業というもの。
そうした適応障害による休職や離職の支援制度や相談制度などもいろいろあるようですから、その辺りも関連のブログやサイトで調べられるといいのではないでしょうか。

適応障害による休職を申し出、その後会社が環境の変化を考えてくれるのが理想なのは確かです。