子宮体癌の転移

まあこれは、子宮体癌に限った事ではなく、全ての癌に言える事だと思うんですけどね。
つまり、例え子宮体癌のように治癒の確立の高い癌でも、転移があれば、その条件は大きく変わるという事です。
そして、たの部位への転移が見られるのは、レベル3位からだそうです。
つまり、レベル2位までに発見出来れば、子宮体癌は、比較的治癒する可能性の高い病気なんですね。
例え生存率は高くても、従来の日常生活が送れていない子宮体癌の患者は少なくないと言われています。
嘗ては50大以上の女性患者が圧倒的多数でしたが、今は着実に低年齢化していると言われています。
それらは全て癌の転移が原因で、結局は、発見と対処の遅れに要因がある訳です。
それで、大抵はその後の転移が阻止出来ると考えられているからですが、女性にとっては、とても辛く悲しい現実ですよね。
それでもまだ、子宮の全摘だけで済めば、本当の初期段階の軽度の子宮体癌だと言われています。
けれど、レベル2を超えると、腟及び子宮周囲の組織を含めて広範囲に渡って切除する形となります。
これが、子宮の頸部から骨盤辺りまで進行していれば、当然手術時の切除部分は増えます。
膀胱や腎臓を破損すると、その後の日常生活に様々な支障を来します。
事実、レベル2までの5年生存率は、どこの医療機関でも、大体80パーセントを上回っています。子宮体癌は比較的早期発見が安易な癌ではありますが、転移しやすい癌だとも言われています。