外反母趾治療のための手術

しかし、肥満や高血圧、糖尿病、慢性関節リウマチなどの持病持ちの人は、外反母趾治療の手術をした場合、その入院期間はやや長くなります。外反母趾治療では、酷くなった時は、手術をするのが一般的とされていますが、その方法は、国によって随分と違うようです。
保存療法を施しても痛みがとれず、変形して靴が履けない人は、外反母趾治療の手術をしなければならなくなります。
そして、外反母趾治療では、その状態と痛みの程度の関係はあまり関係ないと指摘しています。
そうしたことが、日本での外反母趾治療の手術数の少なさにつながっているようです。

外反母趾治療では、色々な人の症状があるので、単に足の形だけで手術は決められないのです。
しかし、日本では意外にも、外反母趾治療の手術を受ける人は、その10分の1以下と言われています。
それは、日本では足の外科専門の医師が不足していることもあり、外反母趾治療で手術をする例がまだまだ少ないのです。
ただし、自宅で車椅子で生活できる状態にある人は、外反母趾治療の手術の入院期間はそれほど長くはなりません。
それ以外で外反母趾治療にかかる費用としては、ギプス代などがあり、両足なら当然ですが2倍になります。
形が正常なのに痛みが強い人もいれば、ひどく変形しているのに全く痛がらない人もいるので、外反母趾治療の世界は実に複雑と言えます。