ナイアシンと統合失調症

なので、糖尿病の人のインスリンと同じように、一生ナイアシンを補充し続けている人も少なくないそうです。

ナイアシンはビタミンですから、特別怖い物質ではありませんが、ナイアシンの過剰摂取は、様々な副作用を招くと言われています。
ただ、それで精神が安定し、そこそこ日常生活に支障を来す事がなければ、それはそれでいいんでしょうね。
そして、このナイアシンが不足すると、精神状態にも様々な支障を来します。
何故なら、自律神経のコントロールにも大きく関わっている栄養素だからです。
皆さんも一度、暇な時にでも、健康関連のブログやサイトで、ナイアシンについて学習されてみてはいかがでしょうか。

ナイアシンの存在そのものがまだまだマイナーな日本では、このナイアシン療法を取り入れている心療内科は限られているようですね。
なのに、何故、ナイアシン療法が、つい最近まで普及しなかったんでしょうね。
ナイアシン療法と同様、まだまだマイナーな心疾患ですが、双極性障害と並ぶ二大精神疾患とされているんですよ。
そこで、ナイアシンを中心とした栄養補給療法が活躍するという訳なんですね。
アメリカではもう50年位前から、このナイアシン療法は当たり前のように活用されています。
まだ、日本では余り知られていないかも知れませんが、アメリカではとてもポピュラーな施術なんですよ。
ただ、食生活が欧米化してきた昨今、やはりナイアシンのバランス調整も欧米並に難しくなって来ているのかも知れませんね。
ナイアシンは、心身の健康を維持するためには、絶対必要な栄養素です。
でも、実際にナイアシン療法でうつ病統合失調症を改善させたという人は少なくありません。